髪の毛が年齢と共に細くなっていく気がする

毛髪の研究は近年大きく進み、様々なことがわかってきました。男性の加齢による毛髪の減少は、アンドロゲン(男性ホルモン)の減少で毛周期が短くなり、毛が細くなるためと分かっていますが、しかし女性の薄毛の原因はワンパターンではないようです。ストレスやホルモンバランス、周囲の環境なども影響していろいろな要因が重なることによって薄くなっていくことがあります。

このように男女によって違いがあることがわかっています。女性は40代を境に毛髪が急激に変化することがわかっています。その中でもボリューム感とツヤ感の低下が著しくなります。

また、ツヤ感がなくなる原因として、白髪が大きく影響しています。しかしヘアカラーによってツヤ感は改善することができます。また、男女ともボリューム感は50~60代で顕著に低下します。しかし、男性の場合は毛穴の直径が高齢者ほど顕著に薄くなり、それによって髪のボリュームが少なくなる、という傾向があるのです。

10代の若く健康な頭皮と比べた場合、10代では1つの毛穴から太い毛が2~3本生えていることが多いのですが、50代以降の男性の場合1つの毛穴から2~3本生えていても毛自体が軟毛化していますが、50代女性の場合1つの毛穴からは1本しか生えてこなくなることが多くなります。

そして髪自体が細くなった場合、女性の場合は頭頂部のボリュームダウンがとても気になってきてしまうのです。ところで1本の髪の毛の中には実はたくさんの繊維が詰まっています。電子顕微鏡などで拡大してみると、髪の毛は外側をウロコのように覆うキューティクル部分と内部組織であるコルテックス部分に分けられます。コルテックスは、マクロフィブリルと呼ばれるケラチン繊維の束が詰まったユニットが多く集まって構造が形成されています。

このマクロフィブリルの境界領域の状態が女性の場合、高齢になるに従って、境界が不明瞭になっていく傾向があり、ここにも男女の差が大きくみられるのです。

わかりやすく言えば、女性の場合、マクロフィブリルの中のケラチン繊維をたくさん埋め込むことによって、1本1本の髪がボリュームアップしていくのです。さらにわかりやすく言えば、美容室でトリートメントをオーダーする際には、ケラチン繊維の束をしっかり作る、高分子のケラチンPPTを多く使用することによって、髪のボリュームアップが期待できるのです。

市販のトリートメントやシャンプーでは高い分子量のケラチンPPTは存在しないのが実情なので、美容室にてしか扱えませんが、40代を過ぎたら、髪にはケラチン繊維を多めに補給することでいつまでも若々しくいられるようです。

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